農村集落は撤退か、むらおさめか、集落維持か
すべての集落を活性化し、維持する事は残念ながら不可能と言わざるを得ない。撤退あるいはむらおさめもやむを得ないとしても、それが農地の放置、荒廃となって良いのか。筆者は多くの論者が着目する放牧や大豆の粗放栽培などによる農地の維持こそ、第三の道と考える。
限界集落の経営学(日経新聞2024年6月8日)
【日経新聞】著者は近年、広がりをみせる地域おこし協力隊の提唱者でもある。集落現場の小さな芽が、いずれ一つの潮流になると見通す洞察に定評がある。地方創生から10年。消滅可能性自治体があまり減っていない現実をみれば、試みてみる価値があろう。
地域再生、地方創生と格差是正(自治日報2025年6月9日)
【自治日報】小泉地域再生事業では規制緩和、外部専門家の派遣、雇用対策が新たな道を開いたと言われたが、これらは事業費のかからない法律改正や宝くじ収益金、社会保険の利子の活用によって実施された。
社会課題を出発点にロジックモデルを作る
ロジックモデルとは、プログラムやプロジェクトの構造や機能を視覚的に表現したもので、民間資金の獲得に必須である。ロジックモデルで社会課題を考える。
課題構造マップを作る
中山間地域農業は疲弊し集落は消滅危機に直面している。しかし、集落の未来の方向性は決まっていない。集落撤退論、むらおさめ論、むらつなぎ論をまちとひと、しごとと家族の次元で位置づけ、地域政策の課題の構造を「課題マップ ループ図 」という形で可視化したものである。
図で全体像を確定してから書く申請書オンライン講座(斉藤の論文構築法を公開)
社会課題データの収集、課題構造マップ、ロジックモデル、コンセプト図、ポンチ絵を確定してから論文、申請書を書く斉藤流の文章の書き方をオンラインで伝授します。