Blog

地域活性化の課題構造の解明(畜産業を事例として)

高知工科大学大学院博士課程後期の社会人特別コースに合格しました。今更、合格もないけど、来年度は、土日は通信教育で学びます。しかし、論文書くのはそんなに甘くないですね。まずもって問いが発せられない。ちょっと文章を書くとなぜ?どうして?とたくさんの矢が飛んでくる。これを立証するのに深く考える必要がある。毎日うなっています。今、高校生に求められている探究ってこのことかと思います。能力ない、体力ない。歳なのでギリギリですが、トライしてみます。研究テーマは畜産業と地域活性化。こんな機会を作ってくれた皆さんに感謝です。 論文を書き始めています。「農村集落撤退論に疑問である」がリサーチクエスチョンです。長崎県五島市久賀島(人口300人)で出会った畜産農家の畑田さんが論文を書こうと思ったきっかけです。久賀島細石流(ざざれ)集落は福岡県への集団移住により人口が急減し、集落は2戸のみと消滅危機でした。しかし、久賀島に残った畑田さんは、肉用牛経営の大規模化に成功。また、公共事業により農地の拡張整備が行われました。棚田景観を壊し最初は違和感あったけど、むしろ小規模集落は農業大規模化のチャンスなのではないかと思うようになりました。畜産業を事例として集落存続に向けた地域活性化の課題構造の解明の研究を進めます。論文の発意は長崎県五島市久賀島。そして調査対象地域は、島根県、鳥取県、岡山県の3県としました。1万頭所有する島根和牛の中心地の島根県益田市。木次乳業のある島根県雲南市。鳥取県大山山麓の鳥取県江府町、岡山県真庭市(蒜山地方)の4か所の産地の競争優位を研究します。論理の展開は藤本隆宏教授の能力構築競争で検証することを決めました。しかし、それだけだと単なる競争論で終わる。競争だけだと今の地域活性化を語ることはできない。どうしようと見ていたら、びっくりするほど近所にいました。高知県本山町に地域おこし協力隊として移住した大島渉さんが山地放牧の牧場を作り始めているのです。全国で山地放牧を進める人たち。結構多い。ちょっとスゴイ。この人たちを追ってみることにしました。非競争的な畜産業を研究します。