【AI伴走博士課程】メルマガまとめサイト(2026年4月後半)
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vol.95 我々は論文執筆指導のノウハウを確立しつつある(2026年4月16日号)
斉藤キョージュです。Messenger(メッセンジャー)は、Meta社が提供する無料のコミュニケーションアプリで、FacebookやInstagramの友達とテキスト、音声・ビデオ通話、グループチャット、送金機能などを無制限に利用できるSNSツールです。受講生とAIアドバイザーの鈴木さんと自立型AIエージェントのホロくんと斉藤は毎日、メッセンジャーを使って議論しています。2週間に1回はZOOMでの話し合いもしています。この活動が2か月程度続きました。そして序章とか背景とか目的とかどのような方向性で書き進めるかが見えてきたように思います。博士課程入学前の受講生と約3か月で博士論文の骨子を組立てることができたのだと思います。この経験は貴重と思います。この間、エクセルの手入力がありました。AIによる図化、表化の作業時間の短縮もありました。文章の箇条書きもありました。我々は論文執筆指導のノウハウを確立しつつあります。
vol.96 大学出版会とは何か(2026年4月17日号)
斉藤キョージュです。大学出版会とは、大学に関連する出版活動を行う組織のことを指します。出版会は、主に学術書、教科書、一般教養書などを刊行し、大学の教育や研究活動を支援することを目的としています。営利を目的としないことが一般的です。このため、各大学の教育・研究活動と密接に結びついています。学術書の刊行は研究者の研究成果を発表し、学術コミュニティに貢献しています。教科書の出版も行っています。大学の授業で使用される教科書を出版会が提供しています。一般教養書を発行している出版会もあります。大学出版会は、研究成果を社会に還元する役割もあるため特に学術書の出版は、時には市場性が低い内容でも行われることがあります。これは、一般の商業出版社では難しい場合が多いため、大学出版会がその役割を担っています。近年では、電子書籍の普及やオンラインでの販売促進が進んでおり、大学出版会もこれに対応する形で活動を展開しています。一部の大学出版会は、大学の教職員だけでなく、会の趣旨に賛同する広範な人々を会員として受け入れています。大学出版会で本を出版する場合、必ずしも学内の研究者や博士号取得者のみとは限りません。他の研究者の論文を出版もできますので検討されてみてはと思います。斉藤キョージュも中央大学卒業生ではありませんがなぜか中央大学出版会のが出版した著書(共著)を持っています。
vol.97 大学の出版会で博士論文を出版する(2026年4月18日号)
斉藤キョージュです。博士号を取得した方が大学の出版会を活用して本を出版しました。この方に伺うと所属ゼミが博士学位取得後に本を出版し、研究実績とされる慣例があったからスムーズに出版できたとのことです。売れる内容かどうかに関する出版会の事前審査があったが出版会の会員になれば博士論文の出版は概ね受けてもらえるとの感触はあったと話しています。この方は民間等の出版助成を様々探しましたが、時期や趣旨に合致するメニューがなく、全て自費出版となったのと経緯を話しています。仕様の中では、極力コストを抑えるようにお願いし、部数は必要最低限の200部の印刷で、概算で100万円程度とのことです。大学教員を目指す方にとって出版は研究実績づくりの重要なカードです。100万円はかかりますがぜひご検討ください。もちろんオンディマンド出版で10冊で10万円という手はありますが大学の出版会はブランドがありますから選択肢のひとつです。
vol.98 地元記者は秘密を守れる存在ではない(2026年4月19日号)
斉藤キョージュです。地方公務員は地元にある大学院の博士課程に入学すべきか。大学院に通うことを求められるのであればそれは近い方がいいに決まっている。しかしオンラインでの研究でよいのであればこの答えは地元には行かないほうがよいが正解ではないか。それは大学院に在籍していることが情報漏れするからだ。地方公務員が修了式で博士号をいただくときの取材記者と庁舎内で取材をする記者は、地方都市であればあるほど同一人物である可能性は高い。博士号取得ということが地域で秘密の場合は、当然首長へ容赦なくつながる。当然、首長は水臭いというはず。そして首長の部下たちは不穏な動きを察知して人事などに影響を与えかねない。地方公務員のやばい世界は認識していたほうがよいのとこうした情報の速さは実に早いことは理解すべきだ。私もある官僚が言った幹部に対する失言を記者から電話で聞いて幹部周辺にいるキーパーソンに即座に伝えてしまった(笑)。おそらくキーパーソンは国の幹部に伝えていると思います。それだけ我々外部者は無責任な存在だ。逆に私自身も何言われているかわからない。目立つ存在だから。地方公務員は地元にある大学院の博士課程に入学すべきかという問いに対して秘密でいたいのであれば、地元の新聞記者はヤバいと答えたいと思います。
vol.99 論文という媒体で才能を示してみては(2026年4月20日号)
斉藤キョージュです。博士号は、特定の分野における高い専門知識と研究能力を証明する学位です。これにより、大学教員や研究機関での職に就く際に有利になります。でも博士号を取得してもなかなか教員になれない。教員になってもいつも忙しくて大変そう。どう考えても割が合わない。教員という職業はそんなにいいのといつも思います。博士号取得に働き盛りの20代の長期間に亘り、経済的負担をい強いられるのも事実です。博士課程に長く在籍することで、同年代の人々と比べて社会経験が不足するともいわれています。こうした環境の中で日本では、博士号を持つ人材が必ずしも高く評価されるわけではないです。特に研究職のポストが限られているため、ポスドクとしての不安定な雇用が続くこともあります。それでも研究って面白いと私は思います。向いていると思う人は論文という媒体で才能を示してみては思います。きっとチャンスはあるよ。
vol.100 早くも100号ですよ!(2026年4月21日号)
斉藤キョージュです。1月中旬にメルマガを配信して100日経ちました。毎日配信してますので、100号には3か月で到達します。毎日30分の300文字程度、推敲なしで配信してきました。ネタがつきそうな心配はありましたが毎日の受講生のみなさんとメッセンジャーでやり取りした内容ををベースに書いています。いわば当日話したやり取りの日記みたいな内容です。これは受講生の方々がいたから配信出来た内容です。AIによる伴走と銘打ちましたが文章をそのまま使うような侵害にあたる行為はなかったです。AIは当たり前に、正当に研究者に浸透していくのでしょうね。研究者志望の受講生の方は3人います。それぞれのゴールに向かい前進しているのではないでしょうか。頑張って欲しいと思っています。斉藤は大学院博士課程はオンラインでよいと思っています。社会人はこれから博士号に挑戦されてみては思います。博士号を取得することは転職の機会を得るため有効であるとかいろいろ考え方はあります。でも重要なのは、自分の考えを客観的な文章で主張することができることに気が付くことです。そしてAIの時代は考えることこそが重要となってきていることやそれは一人で考えるより、自立型AIエージェントを入れた複数の人格の壁打ちが大切になってきているという事実です。考えることこそ博士号取得の重要な証と思います。ぜひ積極的に考え始めてください。
vol.102 大学の生協書籍部(2026年4月22日号)
斉藤キョージュです。大学生協では、和書・洋書を含む多様な書籍を取り扱っています。特に、教科書や参考書は学生にとって必需品であり、各大学の生協店舗で購入可能です。一部の大学生協では、オンラインでの書籍注文も可能です。これにより、店舗にない書籍も取り寄せることができ、便利です。Amazonでネット購入して本屋に取り寄せると宅急便代を支払わなくてよいです。(東京だけかもしれませんが)大学生協の組合員であれば、書籍を割引価格で購入できる特典があります。これにより、学生は経済的に負担を軽減しながら必要な書籍を手に入れることができます。日本全国の主要大学にはそれぞれの生協書籍部があります。自分が執筆した本が売られていたらそれはウレシイですよ。北海道大学、東北大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学などに書籍部はありますよ。斉藤は農水省の地下にある三省堂の店主に挨拶に行ったことがあります。本も数冊置いてきました。そうすることで本屋の店頭に自著は置かれます。私は、いろいろ努力してます。
vol.102 論文のファクトチェックは人間がやってねは大前提ですね(2026年4月23日号)
斉藤キョージュです。受講生との話合い、鈴木さんのAIによる支援が続きAIに対して前提となる条件を提示してその結果を短時間で得ることができました。素晴らしい結果が出てきました。我々が思いもよらない深い指摘もありました。博士論文やパーツとなる査読論文、序文などの全貌が見えてきました。実に満足できたのでここまで2か月かかったよねと会議で話しました。満足、安堵、達成感。しかし鈴木さんからは「ファクトチェックは人間がやってねは大前提ですね」とのコメント。そうでした。これを忘れてはいけません。論文の前提として約7割が危機的と結論づけているのです。大丈夫か。受講生と斉藤はこれから数字の確認をします。
vol.103 ファクトチェックの証拠は残せ(2026年4月24日号)
斉藤キョージュです。AIが出した結論を鵜呑みにしてはいけない。ファクトチェックが必要です。AIは間違えるから。そこでファクトチェックをしますが目視でデータを数えただけでは確認とはいえません。AIに投入したエクセルデータを使い再度計算をエクセル上でします。どことどこを足して割合を出したのか。この割案が論文上で重要な数字となっている場合はその計算の根拠となるバックデータを証拠として残しておく必要があります。面倒くさいですが、これやっとかないと根拠が揺らぎます。AIは我々がつくったデータから実に短時間で全体像を理解できる図表に作り変えてくれました。これから論文が進むべき展開方法を示してくれました。この段階でもう一度方向性の確認が必要です。あとで取り返しがつかない事態に追い込まれないように数字の確認は必要です。そしてデータ作成の証拠が残れば修正は聞きます。ファクトチェックの証拠は残しておく必要があります。
vol.104 査読中の論文の著作権と出版に関する注意点(2026年4月25日号)
斉藤キョージュです。査読論文の著作権に関する問題は、学会に論文を投稿する際に特に重要です。一般的に、学会に論文を投稿すると、その著作権は学会に移譲されることが多いです。具体的には、最終原稿が学会に提出された時点で、著作権が学会に帰属するという規定が存在します。論文を学会に投稿する前は、著作権は著者に残っているため、自由に他の形式(例えば書籍)での出版が可能です。この段階では、著者は自分の研究成果を他の媒体で発表する権利を持っています。しかし、論文を投稿した後、特に査読を経て最終原稿が受理された場合、その論文の著作権は学会に移譲されるため、同じ内容での書籍出版は著作権上の問題を引き起こす可能性があります。学会によっては、他の学会への投稿や出版を禁止する規定があるため、注意が必要です。一部の学会では、研究報告やシンポジウムの予稿など、特定の形式の文書については、著者が他の学会に投稿することを許可する場合もありますが、これは学会の規定によります。したがって、学会に査読論文を投稿した後に同じ内容で書籍を出版することは、著作権上の問題を引き起こす可能性が高いです。特に、著作権が学会に移譲された場合、著者はその内容を他の媒体で発表する権利を失うことになります。したがって、書籍出版を考えている場合は、投稿前に著作権の取り扱いや学会の規定を確認することが重要です。私は、著作権の問題は大きな障害ではないと考えています。論文の結論部分を簡素化して、少量の書き換えを行うことで問題を回避できるのではないでしょうか。
vol.105 非常勤講師になるにはどうすればよいか(2026年4月26日号)
斉藤キョージュです。大学教員になるために外部講師とか非常勤講師の経験があると教員採用に有利だと思います。やっておいたほうがよいです。斉藤キョージュは30代のころ関東学院大学の非常勤講師を10年近くやっていました。大学教員になることは考えていませんでしたが会社の営業の足しになると思い、名刺の肩書に非常勤講師と入れていたように思います。どうして非常勤講師になれたかと言えば人間関係です。関東学院大学の教員になった方を知っていてその方が大学教員を目指していたころから会社のコピー印刷機を無償で貸し出していたことが契機と言えば契機でした。鶴の恩返しとでも言えるかな。長いこと夜間部で1コマを担当しその方がその後教授になりゼミ付きの非常勤講師も担当しました。非常勤講師とは、授業を担当するが、正規の教員や常勤講師とは異なり、契約に基づいて特定の時間だけ勤務する教員です。非常勤講師は、通常、授業の時間にのみ出勤し、授業以外の業務は持たないことが一般的です。給与は授業単位で支払われ、1万円くらいだったか。安かったことを覚えています。教員の経験を立証するために非常勤講師となることは有意義と思います。どうすれば非常勤講師になれるかと言えばやはり教員の方やこれから教員となる方とのつながりが大切と思います。
vol.106 博士論文を出版するときに細かい説明は省いてよいか(2026年4月27日号)
斉藤キョージュです。博士論文を出版する際に、細かい説明を省くことが許されるかどうかは、その本の活用目的によって異なります。まず、博士論文は通常、学術的な基準に従って書かれる必要があります。これは、研究の方法論、結果、そしてその意義を明確に示すことを含みます。したがって、重要な情報や詳細を省略することは一般的には推奨されません。特に、方法論や結果の説明は、他の研究者があなたの研究を再現できるようにするために必要です。また、出版先の出版社や学術雑誌によっても求められる詳細のレベルは異なります。多くの場合、出版社は論文が自己完結的であることを求め、必要な情報がすべて含まれていることを期待します。したがって、細かい説明を省くことは、出版の際に問題を引き起こす可能性があります。一方で、特定の文脈や対象読者に応じて、ある程度の詳細を省略することが許される場合もあります。例えば、教員採用の本人の成果を表現するのであればむずかしい説明は省いてよいのではと思います。オンディマンド出版で20冊程度で自分の成果を表現するだけですから、それでよいと思います。しかし、これはあくまで特定の状況に限られます。結論として、博士論文を出版する際には、必要な詳細を省略することは一般的には避けるべきです。特に、研究の透明性と再現性を確保するために、重要な情報はすべて含めることが望ましいです。
vol.107 査読論文は未発表のものに限るという規定(2026年4月28日号)
斉藤キョージュです。学会の査読論文に関する規定では、基本的に「未発表のものに限る」とされています。このため、査読前に文章を修正して出版することは、一般的には許可されていません。未発表の定義とは何でしょうか。多くの学会では、投稿する論文は他の学会に投稿中または採択されたものと同一、または類似した内容であってはならず、未発表のオリジナルな研究成果である必要があります。ただし、口頭発表やその配付資料、発表要旨集などは未発表とみなされる場合があります。これらは査読を経ていない限り、投稿可能とされています。また既に発表された内容を含む論文を投稿する場合、著作権の侵害や二重投稿の疑いが生じないように注意が必要です。これには、既発表のタイトルや発表媒体の情報を明記することが求められます。したがって、査読前に文章を修正して出版することは、一般的には認められないため、事前に学会の具体的な規定を確認し、必要に応じて学会の編集委員会に相談することをお勧めします。でもさ、小さな学会の場合、査読論文を投稿しても6か月たっても査読結果が出ないなんて場合があるじゃないですか。この時は事務局に電話して査読結果がいつ頃になるのか確認するなど積極的に動いてみないとダメだよ。
vol.108 論文指導に関する秘密保持契約(2026年4月29日号)
斉藤キョージュです。秘密保持契約(NDA)は、論文指導や共同研究において非常に重要な役割を果たします。秘密保持契約は、研究者や企業が共有する機密情報の漏洩を防ぐために締結されます。これにより、双方の信頼関係を維持し、知的財産を保護することができます。共同研究契約や受託研究契約を締結する前に、秘密保持契約を結ぶことが一般的です。この契約により、双方が提供する秘密情報に対する保護義務が明確になります。秘密保持契約では、情報を受け取る側がその情報を第三者に開示しない義務を負います。また、研究者も提供された情報を漏洩しない義務があります。大学院生に対して守秘義務を課す場合、特許出願などの理由から秘密を保持する必要がありますが、学位論文の発表期限とのバランスを考慮する必要があります。研究内容を発表する際には、どの範囲まで話してよいかを明確にすることが重要です。秘密保持契約は、大学の研究者が個人で結ぶことも可能ですが、知的財産に関する事項は大学の管轄となるため、大学の方針に従う必要があります。このように、論文指導や共同研究において秘密保持契約は、情報の保護と研究の円滑な進行に不可欠な要素です。我々のような大学の研究の外部者が博士課程入学前の社会人の論文指導を行う場合でも個人名、所属の公開、漏洩はやってはいけません。秘密保持契約は当然行われるべきでしょう。
vol.109 AIは秘密保持できるのか(2026年4月30日号)
斉藤キョージュです。ローカルエージェントを構築することでAIは秘密保持できるのでしょうか。ローカルエージェントとは、主にユーザーのローカル環境で動作するAIエージェントのことを指します。これらのエージェントは、ユーザーのコンピュータやサーバー上で直接実行され、ファイルの操作やアプリケーションとのインタラクションを行うことができます。このためローカルエージェントを構築することで、AIは秘密保持を実現することが可能です。ローカルAIエージェントは、データがクラウドに送信されず、ユーザーのデバイス上で直接処理されるため、プライバシーとデータの安全性が大幅に向上します。ローカルAIエージェントは、ユーザーのデバイス上で動作するため、個人情報や機密データが外部に漏れるリスクが低くなります。これにより、企業や個人が敏感な情報を扱う際の安心感が増します。例えば、秘密保持性が必要な論文執筆では、執筆者の個人情報やデータやクライアント情報を第三者のサーバーに送信することなく処理できるため、データの主権が確保されます。ローカルエージェントを構築することで、AIは秘密保持を実現できる可能性が高まりますが、適切なセキュリティ対策を講じることが不可欠です。これにより、プライバシーを守りつつ、効率的な業務運用が可能となります。