まちなか研究室による地域再生

新聞記事  三重県紀北町 芋焼酎「小岱」2006年

地域を元気にするお酒(西日本新聞記事)
荒尾市の里山として親しまれている小岱山(501m)の名を冠した芋焼酎。3月11日に市内限定で 発売されたばかりだが、既に売れ行きは好調だという。
焼酎づくりは2004年6月から始まった、「食」をテーマに第1−3次産業が連携し、地域の活性化と 雇用拡大を図る地域再生プロジェクトの一環。
「荒尾のみんなが元気になるお酒を造ろう」との声が担当者の中から出たことから取組が始まった。
市内の農家は「平均年齢が65歳超」(同市)で、高齢化が進み、遊休農地や耕作放棄地が増加。 それを活用しようと、同市が地元農協、農家と連携することとした。
まずは市農林水産課の職員らが、スイカ用のビニールハウスを借り、昨年4月半ばから 「紅アズマ」の種芋づくりに着手。6月には地元農家などの約30アールに植え付け。 真夏の雑草取りなども職員が交代でするなど手塩にかけ、11月初めに約4.5トンを収穫した。
一方で県内の蔵元は米焼酎が中心のため、芋焼酎の本場、鹿児島県薩摩川内市の蔵元に醸造を委託した。
「新鮮さが大切だと杜氏に言われていたので、芋は収穫の翌日に蔵元に送りました。」と 同課の上園満雄主幹(55)は話す。
出来上がりは1月上旬。「甘い香りで、後味もさっぱりとしている。 特にお湯割りで呑むと、杯を重ねるごとに味わいが深くなる」と関係者の評判も上々だ。
今回はイモの生産量が少なかったため1.8リットル1000本、720ml3000本の生産。 販売も市内の酒店などに限った。 今年は芋の生産農家も5軒50アールに増やすなど、今後も焼酎の生産を継続させる予定という。
「荒尾の焼酎として定着していってほしい」と上園主幹は期待を寄せている。

●メモ「小岱」1.8L瓶が2600円、720ml瓶は1350円。荒尾市内の酒店などで販売。
西日本新聞(2006年3月31日)

収穫
初出荷
荒尾産紅アズマ発酵中(1)
荒尾産紅アズマ発酵中(2)
初試飲、紅アズマの焼酎すごくいい!
荒尾ブランドの芋焼酎「小岱」を育てる会発会式
芋焼酎「小岱」ポスターできました!
デビュー前の芋焼酎「小岱」お見せします!
「小岱」到着、販売準備進む
みんなで造った焼酎「小岱」
焼酎「小岱」発表会(シティモール)
焼酎「小岱」披露パーティ(ホテルベルデ)
店頭に並んだ焼酎「小岱」を見て感激!

芋作り、芋焼酎づくり
競馬場に芋植えて焼酎つくるたい
コガネセンガン、紅アズマ
温室で芋苗づくり
紅アズマも金山スイカも育っています。
山元酒造、荒尾訪問
麦を刈り、畑を焼き、芋畑耕作
鎌、鍬、炎天下の畝(うね)立て
農水課、植え込みに奮闘す
荒尾競馬場にも芋植えました
芋畑の雑草取り、まむし気をつけて!聞いてねえ!

元気なまちなか研究室づくり

Mikel Toshi
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