地域再生マネージャー日誌2005 地域再生マネージャー日誌2006
まちなか研究室による地域再生2007



チャレンジショップ「自家焙煎珈琲の木」(2007.02.27)

起業支援の一つの方法に商店街の中で期間を区切って営業試験をする チャレンジショップがあります。

荒尾市駅前商店街ではお店の倉庫として活用していた家を格安に借り受け、 起業を目指す人と商店街の人が一緒に協力してお店を作り上げました。 建築に要した期間はおよそ1ヶ月、材料費は10万円以下でした。 電気、水道は指定業者が行うため、これを工事会社に委託しましたが 起業を目指す方がほとんどひとりだけで作りあげました。

できはプロが作るより悪いかも知れませんが それだけ作り手にとっては思い入れが増すこのお店。 3月からは焙煎した珈琲豆や熊本特産の乾き物を天草、芦北から仕入れ 高齢者のニーズに対応した量り売り、小袋販売をします。

店舗工事を建設会社に委託するとどうしても 初期投資がかさんでしまいがちです。 しかし、あまりあせらず起業、開業を目指すののであれば 支援者の協力を得ながら自分で作ってゆくことでも十分対応でき 寒い中、商店街の人たちに黙々と工事を進める姿を見せることのほうが 返って信頼感を得て、相互にがんばろうという意識が見えてくるものだと思いました。

起業する方はここで長く営業してもいいし 需要が安定的に伸びてくれば他所に移り、新たな起業者を迎えてもよし。 チャレンジショップは少なくとも商店街のお店の数を増やすことに寄与し 新たなまちづくりの担い手を獲得し、これらの努力によって 地域住民の信頼を得てゆくことができるのだと思いました。



遠野市講演からスタート(2007.01.09)
市役所でにんじん畑が弁当販売をはじめました(2007.01.16)
倉庫を新店舗に改装中(2007.01.16)
ものづくりは楽しいが基本!と伝兵衛さん(2007.01.17)
大分県庁から視察(2007.01.22)
斉藤かおる先生を迎えてのハーブ研究会(2007.01.22)
大阪人間科学大学のコミュニティスペース2オープン(2007.01.25)
販売促進用”のぼり”ができました(2007.02.06)
東京大学COEものづくり経営教育センター訪問(2007.02.07)
銀座熊本館で最も売れるのは冷凍いきなり団子(2007.02.08)
こくんぞさん(2007.02.13)
高校生のためのチャレンジフェア(2007.02.08)
雑誌特集:地域雇用創出の新潮流(2007.02.13)
第1回まちなかづくり講演会(2007.02.14)
天草パールセンターで市場調査(2007.02.15)
ユー・アイ技研訪問(2007.02.19)
芋焼酎「小岱」新酒を一足先に飲むツアー訪問(2007.02.17)
九州の自動車産業を考えた(2007.02.21)
緒方さんのイヨカンでジュース商品化します(2007.02.27)
チャレンジショップ「自家焙煎珈琲の木」(2007.02.27)
■新聞記事
●朝日新聞記事「直売所商店街を救う」
●熊本日日新聞記事
●誘致と排除割れる自治体、客層住み分け共生模索も(朝日新聞九州版)
●産直店高齢者待ってた(朝日新聞九州版)
●お金の域内循環目指す(西日本新聞)

■発表原稿
●まちなか研究室からの地域再生(内閣官房SAISEIニュース)
●地場産業の創造と雇用創出(人と国土21;2006年3月号)
●荒尾市における創発の実現に向けて(ふるさと財団誌;2006年8月号)
●大学・学生・地域をむすぶ、まちおこし〜関東学院大学昌子研究室が提案するコミュニティ・ビジネス
■どぶろく醸造所(参考事例)
民宿とおのどぶろく醸造所〜1(2007.01.10)
民宿とおのどぶろく醸造所〜2(2007.01.10)
遠野ふるさと村どぶろく醸造所〜1(2007.01.10)
ホップ畑(2007.01.10)

熊本県荒尾市

Mikel Toshi
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