大阪府立から能勢町立へ移管を検討する能勢高校

大阪府教育委員会は3年連続で定員割れし、再編整備の対象となっていた府立高校2校の再編整備計画案を発表した。それによると能勢高校は地理的要因を理由に、町への移管などを検討することが府教委会議で了承された。今後、能勢高校は大阪府教育委員会と能勢町教育委員会が共同で設置するプロジェクトチームにおいて再編整備の手法を検討し、平成28年度中に再編方針を決定し平成30年当初からの実施を目指すとの方針案が決定した。

再編整備の手法は以下のような検討例が示された。

  • 能勢町に移管し、町により小中高一貫教育を行っていく
  • 他の府立高校の分校とし、同時に募集定員を引き下げる
  • 募集停止を行い、能勢町以外の府立高校への通学手段を確保する
  • 公設民営の高校とする

能勢高校真鍋校長は、スーパーグローバルハイスクール事業などこれまでの取組みを着実に継承・発展させていきたい。見方を変えれば、決してマイナスではなく、能勢高校をより魅力ある学校にしていくための大きなチャンスと校長室だよりで発表している。