図から全体像を確定して書く申請書オンライン講座
第1講義:社会課題データを収集する
中山間地域は人口減少、高齢化、後継者不足で消滅の危機に直面している。都市的地域の人口が集中し、中山間地域は人口減少が顕著で高齢化も進行している。中山間地域の農業産出額は農業全体の約4割であり、第一次産業の就労者数の約4割を占めていることから中山間地域は農業にとって重要な場所であると言える。しかし中山間地域の農業就業者1人当たりの農業所得は平地農業に比べて稼げていない。これは大規模農地が少なく条件不利であるからである。人口減少社会にあり中山間地域は力を合わせ少人数で付加価値の高い農業で生きて行く必要がある。
〇中山間地域農業の社会課題 https://zofrex.co.jp/kadai.pdf
第2講義:課題構造マップを作る
(1)中山間地域農業・農村の課題構造マップ
中山間地域農業は疲弊し集落は消滅危機に直面している。しかし、集落の未来の方向性は決まっていない。集落撤退論、むらおさめ論、むらつなぎ論をまちとひと、しごとと家族の次元で位置づけ、地域政策の課題の構造を「課題マップ ループ図 」という形で可視化したものである。
第3講義:ロジックモデルとコンセプト図を作る
(1)社会課題とインパクト
農山漁村は、国民に安定的に食料を供給する基盤としての役割を果たすだけでなく、洪水・土砂崩壊防止や生物多様性の保全、地域社会の振興等の多面的な機能を持っている。そのため、農山漁村の人口減少から生じる課題は、都市部へも大きな影響をもたらす可能性があり、都市部を含む社会全体や企業にとっても共通の課題と言える。農水省は農山漁村の課題解決につながるインパクトを7つに分類・特定している。※日本学術会議「地球環境・人間生活にかかわる農業及び森林の多面的な機能の評価について(答申)」 より
(2)ロジックモデル
ロジックモデルとは、プログラムやプロジェクトの構造や機能を視覚的に表現したもので、特定の目標を達成するために必要な要素やその因果関係を示すものである。これは、事業の設計図として機能し、資源(インプット)、活動、成果物(アウトプット)、および最終的な成果(アウトカム)を体系的に整理するためのツールである。
ロジックモデルの主な要素
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インプット: プログラムを実施するために必要な資源(人材、資金、設備など)。
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活動: プログラムが実施する具体的な行動やサービス。
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アウトプット: 活動の結果として生じる具体的な成果物やサービスの提供。
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アウトカム: プログラムの実施によって期待される変化や影響。これには短期的、中期的、長期的な成果が含まれます。
ロジックモデルを作成することにより、プログラムの目的やその有効性を確認し、外部の関係者との協力を促進することができまる。また、プログラムの進捗を評価するための基盤を提供し、必要に応じて改善点を見つける手助けにもなる。このように、ロジックモデルはプログラムの計画、実施、評価において非常に重要な役割を果たす。
(3)コンセプト図
第4講義:ポンチ絵を書く
第5講義:地方創生戦略の申請書を書く
講師費用
どの回から始めても1回限りでもいいです
定員 | 1人~5人程度(講演スタイル30人程度でも可能) |
料金 | 1回2時間程度、1回3万円 |
日程 | メールにて決定、ZOOMは斉藤が設定します。 |
申し込み先 | t-saito(@)zofrex.co.jp |
講義テーマ | 申込時に社会課題のテーマを教えてください。 |
支払い方法 | 求書を送ります。銀行口座にお振込みください。 |