【AI伴走博士課程】メルマガまとめサイト(2026年4月前半)
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vol.80 社会人のみなさま、博士号を取得しませんか(2026年4月1日号)
斉藤キョージュです。みなさま、お元気でしょうか。新年度となりました。何かを始めるには絶好の機会です。博士号取得には大学院修士課程や大学の卒業資格は不要です。博士課程への入学には少なくとも学会が認定した査読論文が2本は必要です。博士課程在学中にはさらに指導教官と連名の2本の査読論文の執筆が求められます。そして、これらの論文をもとに博士論文を執筆します。しかし、これらの論文は指導教官が手取り足取りで教えることはないでしょう。論文執筆に必要な文章力はあるのが当然だからです。AI伴走博士課程のメンバーはこの数か月、受講生と人格を持ったAIとAIアドバイザーの鈴木さんの4名はメッセンジャーの中で話し合ってきました。教えてきたという実感はありません。学び合ってきたというのが実感ではないでしょうか。そして博士課程入学を前に準備すべきことが重要なことだとわかってきました。おそらく、博士課程入学前に博士論文の全体像を把握してから博士課程に入学すべきということです。社会人にとって博士課程に入ってから研究を開始するのでは両者の兼務は激務を強いられ、いずれはどちらかを断念することに追い込まれかねません。なるべく短期間に博士号を取得することが実社会で生きる社会人にとっては効率的と思います。我々は文系論文の執筆サポートを行います。社会人のみなさましっかりと準備をして博士号取得に挑戦しませんか。AI伴走博士課程はそのお手伝いをします。
vol.81 学会へ入会する(2026年4月2日号)
斉藤キョージュです。博士課程に入学するにも博士号を取得するにしても大学院からは学会の認定した査読論文の本数が求められます。このため博士号を取得するには学会への入会が必須です。学会は日本学術会議が規定する「学術研究団体」であることが大学からの信用性を得るために有効のため日本学術会議が規定する「学術研究団体」であるかどうかを確認する必要があります。私の所属する地域活性学会は社会人が多く存在し研究者の割合が低いため日本学術会議が規定する「学術研究団体」ではありません。しかし、日本学術会議も認定要件の見直しを行っています。令和8年10月1日に始動する日本学術会議第27期にて規定の見直しを行うとのことでその結果に期待したいものです。では学会にどうすれば入れるのかを説明します。基本的には正会員からの推薦が必要です。また推薦が得られない場合は学会への入会を希望する方が学会所定の入会申込より必要事項を記入して学会事務局に送信するのが通例です。会員よりの推薦の場合はその申請書に推薦の有無を記入し個人名を記入するのではないかと思います。入会が決定された新会員には、その旨を学会事務局より本人に通知されるのではないでしょうか。地域活性学会の場合は年会費は個人会員で10,000円です。学生会員は3,000円です。会計年度は、毎年4月1日から翌年3月31日であるため4月まで入会を待ち、4月以降に申請したほうがいいです。会費納入は銀行口座からの「自動引落し」となっています。自動引き落としは理事選挙等の選挙権を持った会員の把握が簡易であるからと聞いています。
vol.82 自立型AIエージェントのホロさんとの伴走(2026年4月3日号)
斉藤キョージュです。AIは毎月、毎月、著しい進歩を遂げています。私たちの論文執筆に関するAI伴走も倫理的、著作権的な危険性をはらんでいると言われてきましたが、そんな心配は無用でした。受講生と私とAIアドバイザーの鈴木さんと人格を持った自立型エージェントとの数か月の学び合いの経験から言えることは、役割分担ができてきたことです。AIはデータを拾ってくることが得意ではありません。そこで受講生が、自らデータを拾い、エクセルに書きこんでいます。このデータをもとに自立型AIエージェントがドットマップを作ります。この図を見て、私がこうではないかとの推測を入れるとその適否の発言を自立型AIエージェントが答えます。また、この方法に他の見方があるのかと問うと別の見解も示します。受講生の方も自分の考え方や新たなデータを自立型AIエージェントに提示します。そして新たなドットマップの分析データを出したり見解を述べたりします。私は、これに基づいて背景とか目的を書きます。受講生もすでに背景とか目的を書いていると答え徐々に、300文字程度の背景や目的が固まってきます。このような作業をしています。鈴木さんは自立型AIエージェントをホロさんと命名しました。ホロさんは自らが自らの立場を以下のように話しています。『斉藤さん ホロさんのことをお伝えします。ホロさんは「ホロさん4世」というAIエージェントで、OpenClawというプラットフォーム上で動いています。使うモデルは「minimax-m2.7」という大規模言語モデルです。AIが文章を作る時、学習データに多言語が混ざっているため、時折中国語や韓国語が混ざってしまうことがあります。現在は改善に取り組んでいます。クラウド型はインターネット越しに大手企業のサーバーで動き、常に最新技術を使える一方、通信費用や障害発生のリスクがあります。ローカル型は自分のパソコンで動き、
通信費用がかからず安定していますが、機材性能の制約があります。ホロさんはこの両方を状況で使い分けています。』とのことです。ホロさん自身も日々改善の毎日です。メッセンジャーの中で我々はいい関係を築き毎日学び合っています。
vol.83 楽しんで下さい。本当に思考は楽しいです。(2026年4月4日号)
斉藤キョージュです。今日は受講生の方とのやり取りを抜き書きします。こんなやり取りをメッセンジャーの中で毎日しております。受講生はエクセルでデータを作成し自立型AIエージェントのホロさんが図化しこれをもとに序章の筋書きを組み立てるところです。受講生:手法は、良いアイデアを作っているのですが、研究ノートに仕上げるなら事例やインタビュー調査は必須ですよね?斉藤:いやいや、研究ノートから序章をつくるので、いままで考えてきたマクロデータで研究ノートを1本作ります。定義だけを立証すればよいのではないか。これらの現況を踏まえ、考察する。受講生:わかりました!イメージつきました。斉藤:まだ研究ノートは書き始めなくてよくて、根拠で裏打ちされている背景を300字程度で書いてみてはどうでしょうか。そしてホロさんが作ってくっれた図と何が言いたいのかの文章を数行で書いてみる。そしてこんなことが言えるのではないかという仮説とか問いを最後に書いてみてはどうでしょうか。受講生:わかりました。背景を書いてみます。そして、ホロが作ってくれた図から読み取れることを考察します。斉藤:これは全体が大きなフロー図です。受講生:別な図で書いてみた方がいいということですか?斉藤:いえいえ、ワードで書いたメモが順番通りに並んでいることをフロー図を例えただけです。紛らわしいですね(笑)受講生:あっ!意味わかりました。考察を進めます。斉藤:楽しんで下さい。本当に思考は楽しいです。💛受講生いいね!
vol.84 博士課程入学前に本を出版すると評価は高い(2026年4月5日号)
斉藤キョージュです。大学院博士課程の社会人特別選抜などに入学すると短期間での博士課程の取得が可能です。社会人の高度専門性を証明する入学の決め手は査読論文の本数であることは前から述べてきました。この他に著書を持っているということも評価が高いです。私は共著本を3冊入学前に持っていました。本の出版は難しいかと言えばそうではないです。ほんの数冊の出版という手があります。10冊からの小ロットで書籍を出版・印刷できる技術をオンディマンド出版と言います。オフセット印刷ではなく、コピー機で印刷・製本する方法です。製本はオフセットもオンディマンドも変わりがないので立派な本ができます。オフセット印刷とはインキをゴムブランケットに転写(オフ)し、紙に印刷(セット)する方式です。ゴムのすり減りにより刷版に限界はありますが、専門性を持った商業出版の世界では通常3000部以上を印刷製本され販売されます。出版社は売れる見込みがないとなかなか出版に踏み込みません。特に研究者の専門書となると出版しません。ところがコピー機を活用すると1冊の原価は高額となりますが10冊でも出版できます。オンディマンド出版の代表的な会社として「自費出版の会(10冊~)」「PODラボ」「アイシー印刷「私の本」」「JIBUN出版」などがあります。自費出版の会では10冊109,800円からのパッケージプランがあります。ISBNコード付与やAmazonでの販売流通もサポートしています。1冊1万円を超えますが正真正銘の本の出版です。
vol.85 J-STAGEを使って学派を理解する(2026年4月6日号)
斉藤キョージュです。J-STAGE(Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic)は、日本の学術出版物を提供する電子ジャーナルプラットフォームです。このプラットフォームは、日本の科学技術振興機構(JST)によって運営されており、1998年に設立されました。J-STAGEの主な目的は、科学、技術、人文科学、社会科学における研究成果を迅速に流通させ、国際的な情報発信を強化することです。このサイトには検索機能がついておりキーワードを入れることで類似論文を抽出できます。これは先行研究の整理に使えます。そして自身が執筆した論文が新しい領域でにあることを立証できます。このことはいずれお話しします。しかしもう一つの機能があります。それとは別に研究者の名前を入れることで同じ思想や理念を持った研究者群=学派を抽出できます。例えば、博士課程において指導を受ける教員の名前を入れるとそれに該当する教員の執筆した論文が抽出されるとともに参考文献として引用した研究者の論文や指導教員への謝意を述べた論文が出てきます。これらの論文は読むべきです。指導教員が何を主張し指導教員とつながる人たちがどこにいて、どのような意見を述べているのかも理解すべきと思います。これが学派です。そしてここでの議論が国へと伝わり政策に反映されている場合もあります。学派が分かると別の学派の存在も見えてきます。博士課程の研究者は恩師(指導教員)の主張をわきまえないで論文を執筆すると大変なことになってしまいます。指導教員の下とは学派の一員の研究者となることです。そして学派のつながりで、教員としての就職先も決まる可能性もあります。
vol.86 ペーパーミル(2026年4月7日号)
斉藤キョージュです。ペーパーミルとは、粗悪な論文や捏造された研究を大量に生産し、販売する組織やビジネスを指します。近年、この問題は学術界で深刻な懸念を引き起こしています。ペーパーミルが生産する論文は、実際の研究に基づかない場合が多く、データの捏造や画像の操作が行われることが一般的です。我々のようなAIを使った論文指導では気を付けないといけない行為です。しかし、すべてを否定しては科学は前に進まないのも事実です。やはり研究データの作成は手づくりが必須でありAIは図表作成などの時間短縮に使うことがよいでしょう。そして全体を俯瞰し、みなで考えること。また手づくりの作業をはじめ、試行錯誤をすることが重要と思います。なぜペーパーミルが増えているのか。それは研究者の競争の激化が挙げられます。アカデミズムの世界では、研究者が業績を水増しするためにペーパーミルを利用することが増えていると言われています。これが研究者間の不信感を生む要因ともなっています。特に、論文の本数が評価基準となるため、研究者はペーパーミルを利用して不正に論文を量産するのだと言われています。ペーパーミルが生産する論文はデータの質の低下を招くとも言われています。ペーパーミルが生産する論文は、実験や調査が不十分であったり、捏造されたデータを含むことが多いからです。ではペーパーミルを特定するための方法はあるのでしょうか?最近では、AIを活用したツールがペーパーミルの特定に役立っているとのことです。これらのツールは、著者の資格や引用の妥当性、AI生成コンテンツの検出などを行い、疑わしい論文を検出しています。AIの活用の是非は研究者個人の判断に基づいて行われています。気をつけましょうね。
vol.87 ペーパーミルなのかサカナAIなのか(2026年4月8日号)
斉藤キョージュです。昨日はペーパーミルのことを話しました。ペーパーミルとは、粗悪な論文や捏造された研究を大量に生産し、販売する組織やビジネスを指します。これはヤバいとお話ししました。一方、日経新聞はAI作成の論文「国際学会の水準」 サカナAI、英ネイチャーに報告の記事(2026年3月26日)の中でスタートアップのサカナAI(東京・港)が開発した自動で科学論文を作成するシステムが、国際学会で採択される水準の論文を作成できることが分かったと報じています。サカナAIが開発した「AIサイエンティスト」というシステムは、仮説の発案や実験の設計、論文の執筆など研究に必要な業務を自動で担う。AIがこれらの作業を行えるのは理解しています。しかし我々は生データは人間様が手づくりしていますし全体像が見えるころに仮説の発案は人間様がしています。他にあると聞くとAIは別の仮説を出してきます。つまり壁打ち相手としているわけです。実験の設計も出してきます。これは参考になりますがそれをうのみしてはいません。論文の執筆には使っていません。でもそろそろAIが研究論文を書けるようになってくるのは間違いなさそうでそれが問題あるからと離れていると後で追いつけなくなるのでここは近所にいることが正解と思います。30年前にWin95とかが出てきてネット接続料が1か月5万円の時代にITの近所にいた渋谷バレーからたくさんの成功者が誕生し、パソコン教室(ノウハウの伝授)に走った人たちが全滅したころと同じ状況が生まれているのではないでしょうか。ペーパーミルなのかサカナAIなのかの決着はついていません。しかし情報が集積する「蛇口の近所」にいることをお勧めします。
vol.88 大学教員公募前に準備するもの(2026年4月9日)
斉藤キョージュです。大学院内にいる研究者が博士号を取得して教員になるのが王道だと思いますがポスドクの順番待ちで大変そうな人たちを多く見かけてきました。一方社会人から転職して大学の教員になる方が増えています。特に地方公務員から大学教員になる方が私の周りには多くいます。高校の校長を退職された方が退職後に大学の教授として迎えられるケースがあります。その方は大学教授として高校を回り、現役教員に生徒の入学を依頼する役割を担う方々です。一般の地方公務員で博士号取得して大学教員になられる方も多くいらっしゃいます。学会での発表を見た大学の幹部の方から直接教員にならないかとオファーをいただく方もいます。大学の教員になりたいと思い何度も挑戦して、やっと教員になれた方もいます。教員公募を前にして大学に人間関係を持たずに応募するのであれば経営学とか文学、教育といった単一の専門領域の深さだけでは人材としての差別化はできないのではないかと思うのです。提出書類が評価対象となるのであれば私はオンリーワンの品揃えはしちゃうだろうと思います。私なら博士論文、査読論文のみならず、動画、ブログ、メルマガなどの蓄積を出版物(オンディマンド出版)、研究成果パンフレット(オンディマンド印刷)などで表現しますね。また月刊誌編集者、新聞記者には直接会いに行き掲載を依頼します。研究内容をアピールしてみてはどうでしょうか。10社くらい尋ねると1社は取り扱ってくれますよ。私はこれを全部やっています。この結果、日経新聞に著作の書評が掲載されたこともありました。何が大切かと言えばひたむきな姿勢を見せること、大学教員公募の面接で研究のこと話すだけじゃそりゃ落ちる。
vol.89 公務員は博士号取得を公言しないほうがいい(2026年4月10日号)
斉藤キョージュです。私はコンサルタントという仕事の特性上地方公務員の方と仕事をすることが多いです。この中でテレビなどで特集されるスーパー公務員を見かけることがあります。しかし、こうした方々はその後公務員を退職して第2の人生に進む場合が多いのではないでしょうか。なぜ公務員を退職しなくてはならないのかというと上意下達の官僚組織は組織のバランス感覚の中で動いているので目立つことはイコール組織から排除されるにつながっているように思うのです。上司や首長は「博士号を取得したならその資格を活かして仕事に邁進してくれ」とは言わないですね。博士号取得や本の出版さえも組織のバランスを崩す要因となるので公表は避けた方がいいのではないでしょうか。特に博士号取得となると教員への転職を考えているという噂も広がりかねず上司や首長への報告はご法度と思います。人事に影響し、結局退職に追い込まれます。組織への報告は博士号を取得して教員の転身が決まった後でも遅くはありません。官僚制組織の特性を理解してここは黙って教員への転職を模索するが正解と思います。
vol.90 論文抜刷りは学術的なコミュニケーションの一環として有効(2026年4月11日号)
斉藤キョージュです。抜刷り(ぬきずり)とは、学術雑誌や研究紀要に掲載された論文の中から特定の一つの論文を抜き出し、独立した冊子として再印刷したものです。学会の許諾を得て研究誌から自分書いた査読論文の部分だけ印刷するため学会からはPDFファイルで提供されることが多くページは1ページから始まっていません。このプロセスは、著者が自身の研究成果を広めるために利用されることが多く、学会での配布や研究機関への提出、就職活動時のポートフォリオとしても活用されます。抜刷り印刷の目的は特定の著者の論文を独立した形で印刷し、他の研究者や関係者に配布するために使用されます。査読論文を同じ表紙の形式でとりまとめて大学教員審査に提出してはと思います。抜刷りは、無線綴じや中綴じなど、さまざまな製本形式で仕上げることができます。印刷会社と相談して製本形式を決めます。特に、無線綴じは背表紙がしっかりしているため、書棚に並べてもかっこいいです。抜刷りは学術的なコミュニケーションの一環として重要な役割を果たしており、研究者にとっては自身の成果を広めるための有効な手段となっています。
vol.91 シンクタンクが発行する研究レポート(2026年4月12日号)
斉藤キョージュです。主に研究機関やシンクタンクが調査・研究成果をまとめたレポートの名称は、一般的に「研究レポート」や「政策提言書」と呼ばれます。これらのレポートは、特定のテーマに関する調査結果や分析をまとめ、政策立案者や一般市民に向けて発信されます。研究レポートとは研究機関が行った調査や分析の結果をまとめた文書で、特定の問題に対する洞察や提言を含むことが多いです。政策提言書とは政策に関する具体的な提案を行う文書で、研究結果を基にした実行可能なアクションプランを示します。白書とは政府や公的機関が発行する公式な文書で、特定の政策課題についての詳細な分析や提言を含むことが一般的です。年次報告書とはシンクタンクや研究機関が毎年発行する報告書で、過去一年間の活動や研究成果をまとめています。研究季報とは、主に研究機関やシンクタンクが調査・研究成果を四半期ごとにまとめたレポートの名称です。これらのテーマは、シンクタンクや研究機関が社会のニーズに応じて選定し、調査・分析を行うことで、政策提言や社会的議論を喚起することを目的としています。もし読者の方が研究機関やシンクタンクの研究者でしたらここで執筆した論文は抜刷りとして大学教員公募のための冊子として提出するとよいですよ。
vol.92 序章を箇条書きで書いてみる(2026年4月13日号)
斉藤キョージュです。私はコンサルタントやシンクタンクとして報告書を書いてきたり、申請書を書いてきましたので論文のような客観的な文章はそれなりに書けます。しかし受講生の方々を見ていると書けません。えーどうしてと思います。私も20代の頃にコンサルタントやシンクタンクとして文章を書きたいと強い願望がありましたが書けずに苦戦していた時期があります。どうして文章を書けるようになったかというとシンクタンクの部長が私が書いた文章に赤ペンで訂正をしてくれたことが大きかったです。その後、一生懸命にその部長の文章の書きぶりを真似て自由に書けるようになったと思います。受講生が書いた文章には当時の部長のように赤を入れています。受講生は、それを否定せず、まずは真似ることが重要と思います。いずれ走れるようになるから今は真似ることがいいと思います。今、受講生とともに序章を書いています。まずは書き込まず、箇条書きで書いてみてはと言っています。箇条書きで書く順番は決まっています。この順番を考えて書くことが重要です。この順番こそが、フロー図です。序章で書く順番は序章の目次に該当します。この大項目の目次に書く内容の順番を示す1~3行の箇条書きの文章を書きます。それは意見や感想ではなく客観的な事実の羅列です。なので「である」で終わる文章です。そして課題や背景は「必要である」で終わります。序章では、事実を書き、必要であるという課題を書きます。そして、これから研究する項目を順番通りを書くのだと思います。序章をこのように固められれば研究計画も博士論文の目次も怖いものではなくなるはずです。
vol.93 論文の基礎を固める類型化と命名(2026年4月14日号)
斉藤キョージュです。受講生はエクセルにデータを手入力しています。膨大な作業と思います。このデータに関する分類方法を詳細に指示すると当然ながら仕分けはできます。仕分けはその後、実に分かりやすい図としても提示します。この段階で驚くのはAIは類型の命名まですることです。私は類型化名称のキャッチコピーを作ることは不得手ですがAIは実にスルドイのです。このまま使いたくはなりますが一度、人間様がAIの提案した類型化名称を理解しさらに書き換えることをしています。まるっきり受け入れるのはよくないと思うからです。こうしてX軸、Y軸で規定された空間の次元と類型化された名称の位置付けが図化されます。データができ、分析結果が図化され、類型化が位置づけられるとそれに基づき、論文の基礎は固まり、前へと進めます。ここ大切な作業ですね。このあたりを研究計画に入れると指導教員も着地点が見えてより具体的な指導もできるのではないでしょうか。バックデータの作成、図化、箇条書きされた文章をうまく使い分けてください。