事業収支計画

2002年10月24日(木)
講師:斎藤俊幸

1.講義

1-1事業収支計画(1)
@日本の中心市街地が抱える問題点
自動車の普及により商業の郊外化が進んだ
郊外店は土地代が安く大規模化に成功
生活必需品(最寄品)と体力的な価格勝負しない
どんな個性をつくるのか。魅力づくりが商店街に問われている
コミュニティの復活、コミュニティビジネス
定住人口の増加
環境整備(コミュニティ道路、モール)

A何がやりたいのか考える
コミュニティづくり(楽器職人のいる商店街、味噌づくり、ワイナリー)
定住人口の増加(商店街立地マンション)
環境整備(スムース横断歩道、スピードセーフ舗装、イメージハンプ、イメージ狭さく、ロールド舗装、方向指定規制、コミュニティゾーン指定の標識、景観、色、世田谷)
福祉(高齢者、障害者、元気老人)
地域通貨、エコマネー
雇用の受け皿(ワーカーズコレクティブ、NPO,企業組合)

B事業目的を書く
現況、問題意識
課題
方向性(計画のイメージ)

C経験者のヒアリングを行う
ヒアリングシートの作成

D計算条件を集める
見積り
市場価格

E市場分析をする

1-2コミュニティ道路の計画
@コミュニティ道路とは何か。
コミュニティ道路とは、歩行者と自動車が一つの道を共有する歩車共存という考えでつくられた道路
近年、自動車交通が急激に増加し自動車道路網が整備されてきたが、その一方生活道路内に用のない自動車が無秩序に進入し、交通混雑、交通事故、交通騒音などの問題を引き起こし、人々の生活をおびやかすようになった。
コミュニティ道路は、その対策として、1960年末にオランダのデルフト市で最初につくられたボンネルフ(生活の庭)と呼ばれる道路がきっかけとなっている。
その後、西ドイツをはじめヨーロッパ各国に普及し、日本でも各地で整備されてくるようになった。
コミュニティ道路は、幹線道路のようにスピードを出して走る必要のない地域内の生活道路において、自動車の速度を落とし、歩行者や自動車の安全が図られるように工夫されている。
また、歩行空間にうるおいをもたせることによって、親しみやふれあいのある快適な空間づくりをおこなっている。

A道路の種類
幹線道路
補助幹線道路
区画道路
歩道

B道路の計画
基本構想(S:1/10,000)
基本計画(S:1/2,500)
基本設計(S:1/500)
実施設計(S:1/100)

C概算工事費
藤沢市?吉田先生?手に入れよう

D自分たちで設計し見積もりをつくる。
京急富岡駅前商店街